群馬県高崎市は、学生向けのワクチン接種会場を高崎経済大学に設置すると発表しました。市町村が大学に出向き学生向けに接種を行うのは、県内では初めてです。
学生向けのワクチン接種会場が設置されるのは、高崎経済大学です。高崎市は、新型コロナウイルスの２０歳代の感染が広がる中、学生への接種を進めようと設置を決めました。
住民票を高崎市に移していない学生も接種が可能で、大学が接種希望者を募り、市は、医療従事者の確保と派遣を行います。開始は、夏休み明けの今月２１日からを想定し、ファイザー製のワクチンを使用する予定です。
市では、市内の他の大学や専門学校などについても、希望に応じて高崎経済大学と同様の方法で接種を行いたいとしています。市によりますと、市町村が大学に出向き学生向けに接種を行うのは、県内では初めてだということです。
高崎市の富岡市長は、「若者が身近な場所で接種しやすいようにし、感染防止に努めたい」とコメントしています。
